汗をたくさんかくと「臭い」って気になりますよね~
特に「臭い」の事は自分ではわかりにくいし、相手にも伝えづらいですよね。
同じ汗をかいても臭う人とそうではない人がいますが、調べてみると、汗の臭いには2つある事がわかりました!
■ 2つの汗の臭い
汗の臭いの中には「汗が臭うもの」と「汗をかくことにより臭う」この2つがあります。
① 「汗が臭うもの」
汗には「良い汗」と「悪い汗」があります。
とうぜん「良い汗」は臭わず、「悪い汗」は臭う事になります。
「良い汗」とはサラッとしていてほぼ無臭です。サラッとしているので蒸発しやすく、臭うまえになくなってしまうという事です。
「悪い汗」は汗の中に乳酸が多くなる事で臭いを放ちます。
肥満の方の多くは、運動不足が原因で酸素が上手に体内に取り込めず、解糖系(※)といわれる方法で運動に必要なエネルギーを作るために、汗の中に乳酸が多く含まれる事になります。
その他、腸内環境が悪い場合も「悪い汗」になる事がありますので、ご注意ください。
※解糖系とは・・・筋トレなど酸素を必要としない運動を行う場合に、糖分をエネルギー源としますが乳酸が溜まります。
逆の酸化系は、酸素を必要とする有酸素運動などを行う場合に脂肪をエネルギー源として使います。
⇒ 【タイプ別】汗をかきやすい人の4つの原因と特徴を調べた結果
② 「汗をかくことにより臭う」
汗そのものは臭わないのに、汗をかいた後そのまま放置する事で汗が酸化してしまったり皮膚の表面にある皮脂や菌と混ざりあう事で臭いを発生します。
■ 「悪い汗」を「良い汗」にするためには
では「悪い汗」が出てしまう人は、どうすれば臭いのない「良い汗」にする事ができるのでしょうか?
・運動不足を解消する
「悪い汗」をかく人は、汗腺機能が衰えてしまっている場合が多いようです。
汗腺機能を鍛えるために、日頃から軽い運動を行うようにしてみましょう。行う運動も上記で説明をした酸化系である有酸素運動を行うようにしましょう。(ダイエットには一石二鳥です!)
⇒ 自宅で超簡単!手軽で費用をかけない3つの有酸素運動知ってる?
・汗腺トレーニングを行う
汗腺トレーニングとはその名の通り、衰えてしまった汗腺を汗を正常に戻し、汗を出やすくするために鍛えるのです。自宅でできる方法として、半身浴があります。浴槽にぬるめのお湯(37~38度程度)のお湯をため、みぞおちの深さ位までゆっくりつかるようにしましょう。
できれば、20分から30分程入浴できると良いと思います。
その他、岩盤浴やサウナなども衰えてしまった汗腺に刺激をあたえる事ができますので、おすすめです。⇒ 【本当?】岩盤浴でダイエット効果があるのか調べてみた
・汗をかいたらすぐに拭く
汗を放置する事で臭いが発生してしまいますので、汗をかいたらすぐに拭きとるようにしましょう。ウェットティッシュで拭くだけでも効果があります。
その他、制汗剤などを使用しても良いと思いますが、種類によっては肌に必要な菌までなくしてしまい、逆に臭いを強める場合がありますので、ご注意を・・・
■ まとめ
汗を臭いが気になったらまずは「汗そのものが臭う」のか「汗をかいて放置していて臭う」のか、どちらのパターンなのかを検証してみましょう。
「汗そのものが臭う」場合は
- 軽い運動を行う
- 汗腺トレーニングを行う
「汗をかいて放置していて臭う」場合は
- 汗をかいたらすぐに拭く
- 制汗剤を利用する
是非、お試しください!!