090906カラダに必要とされているタンパク質も「植物性タンパク質」と「動物性タンパク質」の2つがありますが、ダイエットに必要なタンパク質はどちらのタンパク質が必要で、どの位食べれば良いのでしょうか?
それぞれの特徴と摂取量を簡単にまとめてみました。

■ 植物性と動物性のタンパク質

ダイエットにタンパク質は必要ですよ!というお話は、こちらの『【ダイエットの敵】タンパク質不足に注意!知らないと痩せない?』でお伝えしましたが、タンパク質には「植物性」と「動物性」の2つがあるのです。
それぞれの特徴などを簡単にまとめてみました。

植物性タンパク質動物性タンパク質
含まれている主な食品豆類・豆製品肉・魚・乳製品・卵
メリット・カロリーが少ない
・脂質が少ない
・アミノ酸が多い
・吸収率が良い
デメリット・アミノ酸が少ない
・吸収率が悪い
・脂質が多い
・コレステロールが多い

それぞれにメリット・デメリットがあるのですが、ダイエットにはなんとなく「植物性」がよさそうな感じがしますよねー

 

■ ダイエットには植物性?動物性?

では、ダイエットにはどちらのタンパク質が必要なのか?というと

どっちも!  なんです・・

それぞれの特徴などはおわかりいただけたと思いますが、どちらにもメリット・デメリットが存在します。ダイエットで「痩せやすい身体」にするためには、両方摂ることによりそれぞれのメリットが活かされます。

特にダイエットには「アミノ酸」が必要なので「動物性」も必要なんですね~
植物性」のタンパク質だと「ソイプロテイン」が女性にはおすすめとよくいわれています。
⇒ 【ダイエット効果抜群】ソイプロテインの正しい3つの選び方

理想的な配分量は、 1:1 を目安に摂る事をおすすめします。

もちろん摂り過ぎは禁物ですよー
特に「動物性」はコレステロールや脂質が多いので注意が必要ですね。

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■ ダイエット中のタンパク質の必要量は?

厚生労働省が発表している1日の推奨量は

  • 成人男性:60g (参照体重:約63~65kg)
  • 成人女性:50g (参照体重:約50~53kg)

となっているのですが、これってあくまでも参照体重から計算している量なので体重がそれよりも重たかったりするとまた違ってくるのです。

スレンダも色々と調べてみたのですが答えはマチマチなんです・・・

それはなぜかというと、その人の現在の筋肉量や運動量によって違うからなんです。

  1. 筋肉を減らさないように維持したいのか?
  2. 筋肉が少ないので筋肉を少しつけたいのか?

例えば、①よりも②の場合の方がタンパク質を多めに摂らないと筋肉は付きませんよねー
運動をしながら筋肉を維持し体重を落としたい人は「少し多めに」という感じになります。

厚生労働省が薦めている推奨量からみると

体重1kgに対して約1g が基本ではないでしょうか?

今の自分の筋肉量と日常の運動量を考えて調節する必要があると思います。
(調節といっても体重1kgあたり1g→5gとかではなく、1g→1.2gにしてみて様子をみる等ですよー)

体組成計などで一度確認することをおすすめします!
⇒ 【ベスト2】体脂肪計の種類が多すぎ!どんなのがあるか比べてみた

 

■ まとめ

ダイエット中はどうしても食事全体のカロリーが減ってしまいますので「タンパク質」まで減らさないようにする工夫が必要になります。

タンパク質も「植物性」と「動物性」の両方をバランス良く摂る必要があります。

摂取量に関しては、一度自分の筋肉量などを確認したうえでまずは

体重1kgあたり1gから始めてみて、筋肉量が減っていくようでしたら少し増やすなど、自分にあった最適な量をみつける事が重要です。

それよりも「植物性」と「動物性」を同じ量食べる事の方が難しいかもしれませんね・・・