テレビ等で紹介されたり、美人モデルが愛用していると話題になっている「ココナッツオイル」ですが、どんな効能があるのでしょうか?
気になる副作用も合わせてお伝えします。
■ ココナッツオイル2つの効能
1.ダイエット効果に効果的
ココナッツオイルには「中鎖脂肪酸」が多く含まれています。
この「中鎖脂肪酸」というのは、一般的な油に含まれている「長鎖脂肪酸」と比べて消化吸収は約4倍、代謝は約10倍といわれています。
ということは「中鎖脂肪酸」は素早く分解されるので脂肪として蓄積されませんが、「長鎖脂肪酸」は吸収後、必要に応じて分解されるので過剰分が脂肪として蓄積されてしまいます。
「中鎖脂肪酸」の効果により、基礎代謝量を上昇させ脂肪を効率良く燃焼させることができます。
最近では「中鎖脂肪酸」が肝臓で分解され生成される「ケトン体」が話題になっています。
この「ケトン体」は、糖の代わりにエネルギーとして使用されるので、「糖質制限ダイエット」を同時に行うことで、ダイエット効果が高まります。
糖質制限ダイエットについてはこちら ⇒ 糖質制限のなぜ?とダイエット効果をアップさせる4つのポイント
その他、ココナッツオイルは小腸にある腸繊毛に浸透し、付着した汚れを除去して腸内環境を整えます。
腸内環境が良くなることで便秘解消につながり、代謝もアップします。
これらの事からダイエット効果が高いことがわかると思います。
2.アンチエイジング・美容に効果的
上記で説明しました「ケトン体」により、老化の原因である体内のサビといわれる活性酸素を除去してくれます。
その他ココナッツオイルに含まれているラウリン酸とビタミンEによって、肌のはりや潤いを保ち、シミやしわを防いでくれます。
多くの方がストレスや食品添加物、紫外線から体内の活性酸素を増やしており、体内から老化を促進させています。
成人病の原因ともいわれている活性酸素を除去する事ができれば、美容・健康に良いという事がおわかりいただけると思います。
■ ココナッツオイルの使い方と摂取量
ココナッツオイルは下記のような色々な使い方ができるオイルです。
- 食べたり飲んだりする
- スキンケアに使用する
- ヘアケアに使用する
こちらでは、食べたり飲んだりする摂取方法についてお伝えします。
摂取するココナッツオイルは天然成分の「ヴァージンココナッツオイル」をおすすめします。
一日の摂取量は、大さじ2~3杯を目安に摂取するのが良いようです。
初めは小さじ1杯から始め徐々に増やすことをおすすめします。
おすすめレシピはこちら ⇒ 【超簡単】ココナッツオイルを使ったレシピ集
※副作用に関して
基本的には天然成分のものなのでないようですが、好転反応といって人によっては皮膚の発疹や吐き気、下痢や疲労感などの不快症状が現われることもあるようですので、体調をみながら摂取量を調整しましょう。
摂取を続けて体質が変わってくると、これらの症状もなくなる方が多いようです。
⇒ 実際のココナッツオイルの使い方と注意点を知らないと大変?
■「ヴァージンココナッツオイル」は人気が高く、入荷後売り切れる場合が多いようです。
テレビで紹介していたココナッツオイルはこちら ⇒ 有機エキストラヴァージンココナッツオイル 500ml
■ ココナッツオイルの保存方法
ココナッツオイルは非常に酸化しにくい特徴をもっていますので、賞味期限もだいたい1~2年となっています。
製品のラベルには直射日光を避け常温保存を推奨しています。20℃~25℃を境に液体から固化になってしまいますが、液化⇔固化を繰り返してもほとんど酸化しません。
ひと瓶購入するとしばらく持ちますので、使用する分と保存分を分け、保存分は冷蔵庫で保存しても良いと思います。
食品用として使用する分、スキンケアなどで使用する分をあらかじめ分けておく事をおすすめします。
小分けにする際は清潔な容器を使用し、水や異物が混入してカビ等が発生しないように注意が必要です。
■ まとめ
ココナッツオイルを摂取する場合は天然成分のオイルにしましょう。
初めは小さじ1杯から徐々に量を増やしましょう。
色々な摂取方法を試し、自分にあった摂取方法をしましょう。