バナナダイエットは以前にとても流行り、一度は試した方が多いのではないでしょうか?
もう一度チャレンジする方へ、バナナの栄養素と行う際の効果的な時間帯をお伝えします。
■ バナナダイエットとは
バナナダイエットとは、食事の代わりにバナナを常温のお水と一緒によく噛んで食べるというものです。
手軽にバナナの栄養分が摂れ、よく噛むことで満腹感がでるのです。
■ バナナのカロリー
バナナのカロリーは、100gあたり 86kcal です。
1本当たりでいうと、食べる部分は84g~120g前後なので72kcal~103kcal となります。
食パン約1/2枚(6枚切り)と同じカロリーです。
■ バナナに含まれている主な成分
糖質 21.4g
バナナに含まれる主な糖質は、ブドウ糖・果糖・ショ糖・でんぷんと多様です。
糖質の体内吸収速度が違うので、エネルギーが長時間続くのです。
スポーツ選手等が食べるのを見たことがあるのでは?
クロワッサン約1個分相当
食物繊維 1.1g
コレステロールの抑制効果があり、便秘の予防にもなります。
その中でもペクチンは、血中のコレステロールを低下させる作用があります。
レタス約1/4個分相当
糖質+食物繊維=炭水化物量
知ってましたか??
たんぱく質 1.1g
人間の体の基礎をつくる重要な成分です。
免疫力を高めたり、血液を正常に保ったりと様々な働きを持ちます。
じゃがいも(中)約1/2個分相当
ビタミンB1 0.05mg
ビタミンB2 0.04mg
ビタミンC 16mg
これらのビタミン類は、主に皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きをし、脂質の燃焼代謝を助けます。
多く含まれているビタミンCは、コラーゲンの合成に不可欠なもので、色々なストレスの抵抗力を強め、抗酸化作用があります。
ビタミンC → みかん約2個分相当
カリウム 360mg
バナナには他の果物に比べると、カリウムの量が多く含まれています。
カリウムはナトリウムを排泄し血圧を正常に保ち、利尿作用でむくみを予防してくれます。
きゅうり約1.8本分相当
マグネシウム 32mg
健康を維持するための必須栄養素です。
体内の数多くある酵素の働きを、側面からサポートするように働きます。
筋肉の動きを調整したり、神経の興奮を鎮めたり、骨の形成を助ける働きがあります。
木綿豆腐約1/3個分相当
※栄養素の含有量は「五訂食品成分表」より引用
■ バナナの食べる時間
バナナは食べてすぐに消化が始まり、20分で消化が完了します。
スポーツを始める前に食べるのであれば、30分前に位に食べれば始める前には消化が終わっている事になります。
では、ダイエットの場合はいつ食べるのが一番良いのでしょうか?
朝の場合
寝ている間に失われた栄養を手軽に補い事ができ、便通をスムーズに。
カロリーもご飯やパンに比べると低い事から、置き換えダイエットとしてはカロリー制限ができ、栄養も補給できる事になります。
現在、朝食をしっかり食べている人であれば朝に・・・
昼の場合
日中の疲れた脳や身体に、エネルギーを与える事が出来ます。
ちょっと小腹が空いた時には、バナナ1本で腹持ちが良いです。
仕事が忙しく、不規則な昼食の方は昼に・・・
夜の場合
夜の食事を置き換える事で、大幅なカロリーを制限できます。
そのほか、バナナにはセロトニンが含まれており、そのセロトニンの材料になるトリプトファンとその合成を助けるビタミンB6が含まれているので、リラックスをする事が出来ます。
早く体重を落としたい方は夜に・・・
■ まとめ
バナナダイエットを行うには、現在の食生活を考え
朝 もしくは 夜 行うのが最適だと思います。
バナナダイエットを行う場合は、一日の食事内容他の見直しを行いましょう。
バナナの置き換え以外の食事やおやつは、暴飲暴食 厳禁 です!!
バナナも一日、1~2本程度にしておきましょう。食べ過ぎはNGです。
以前試して効果がなかった方も、もう一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?