これからの季節で身体に良いといわれている野菜といえば『ゴーヤ』が人気ですが、そのダイエット効果とはどのようなものなのでしょうか?
おすすめの食べ方と夏にピッタリのレシピを、苦味の取り方と併せてお伝えしますね~
■ ゴーヤの栄養素とダイエット効果とは?
ゴーヤといえば、トゲトゲの外見とほろ苦い味が特徴の野菜ですよね。
あのゴーヤの苦みは「チャランチン」と「コロコリン酸」という成分が元になっています。
ちょっと面白い名前ですが、「チャランチン」は体内で血糖を下げるホルモンであるインスリンと似た働きをしてくれます。
糖質は取りすぎると体内で無駄な脂肪に代わってしまいますが、食事で取りすぎた糖質を身体に付きづらくするため、ダイエットに効果的な成分といえます。
また同じ苦み成分である「コロコリン酸」にも血糖を下げる働きのほかに、コレステロールを低下させる働きがあるとされているので肥満防止の効果が期待できます。
わたや種に含まれている「共役リノール酸」という成分は、身体の無駄な脂肪の燃焼を助け摂取した脂肪の吸収を妨げる作用があると言われています。
ダイエットではやっぱり脂肪を落としてスッキリボディになりたいので、ゴーヤはぜひダイエット中は食べたい野菜と言えますよ~
■ ゴーヤのおすすめな食べ方
ゴーヤはついつい外側の実だけを食べてわたや種を捨てがちですが、共役リノール酸でダイエット効果をアップさせるため、是非わたや種も食べましょう。
どうやって食べたらよいの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、わたをそのまま香ばしく焼いたり、わたを取らずにそのまま丸ごと調理するのもオススメです。
どうしてもゴーヤの苦味気になる場合は、下記方法をお試しください。
- ゴーヤ1本のわたをとり、5ミリ厚さに切る
- 塩小さじ1/2・砂糖小さじ2を合わせよくもむ
- 10分程度おく
- そのまま熱湯で10秒ほど茹でる
- 冷水につけ粗熱をとる
上記の方法を行うとせっかくのゴーヤの栄養素が激減してしまいますので、ゴーヤの苦味に慣れてきたら、軽く水さらし程度にするようにしましょう。
またゴーヤはとても食物繊維が豊富なので便通改善効果が期待できるのですが、お腹がもともと弱い方だとむしろ逆効果になってしまい腹痛を起こす可能性があるので、そのような方は様子を見ながら量を調節してくださいね。
■ ゴーヤのおすすめ簡単レシピ
ゴーヤを使った夏にオススメのレシピをご紹介します。
色々とあると思いますが、ゴーヤチャンプルーの苦手なスレンダが試してみて良かったものをご紹介しますね~
① 手作り・簡単☆ゴーヤ茶カンタン!ゴーヤ茶
ゴーヤでお茶?!とびっくりされる方もいらっしゃると思いますが、ゴーヤのあの苦みが苦手という方でも大変飲みやすい味になっています。
しかもお茶にすると、ダイエット成分がお茶に溶け出すので、余すところなくゴーヤの栄養を摂取できてしまいます。
夏には麦茶代わりに冷やして飲むとよいですよ~
出典: [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが152万品
② ゴーヤの種もワタも!丸ごとピカタ
ゴーヤダイエット効果を高めるために丸ごと使用した簡単おいしいレシピです。
材料はゴーヤと卵、豚小間肉だけです。
豚肉に含まれるビタミンB1は夏バテ撃退におすすめの栄養素ですよ。
出典: [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが152万品
③ ゴーヤサラダ
マヨネーズの酸味が夏向きのさっぱりサラダです。
カロリーが気になる方はカロリーカットのマヨネーズを使用しましょう。
出典: [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが152万品
■ まとめ
ゴーヤは長寿で有名な沖縄でよく食べられる食品なので、なんとなく体に良いなと思っていた方も多いと思いますが、実はダイエットにもうれしい効果がたくさんある野菜だったのです。
ゴーヤの苦味が気になる方が多いと思いますが、慣れてくるとクセなるようなので、最初は苦味をとって調理したりと工夫をしてみてください。
ゴーヤの旬は6月~8月なので、まさに今が旬の食べ物ですね。
最近ではプランターでも栽培できるようなので、手に入りづらい方は自分で作ってみてはいかがですか?
今年の夏はゴーヤですっきりボディを目指しましょう!