110ce6d08d27199f43f6aa8c4077e4fb_sダイエットに必要とされている栄養素には色々とありますが、なかなか痩せない方の中には「ビタミン不足」となっているかもしれませんよ~
ダイエット中にはどんなビタミンをどの程度摂れば良いのか?簡単に食べれる食べ物と合わせて効果などをまとめてみました。

■ ビタミンの働きとは

身体に必要な三大栄養素といわれている炭水化物・たんぱく質・脂質のエネルギー変換を助ける役割となります。
ビタミンが不足する事により三大栄養素のエネルギー変換がうまく出来ず、エネルギーを貯えるために脂肪へと変えてしまいます。
この事から、ダイエットには不可欠な栄養素といわれるのです。

ビタミンは体内で作り出す事ができないものなので、食事やサプリメントなどから摂取することになります。
⇒ 【ダイエッター必見】結果を出すサプリメントの6つの成分

ビタミンには油に溶けやすい脂溶性(A・D・E・K)と水に溶けやすい水溶性(B群・C・葉酸・ナイアシン・ビオチン・パントテン酸)の全13種類があります。

脂溶性のビタミン類は、油を使用した調理によって吸収率が上がるので効率よく摂取することができ、水溶性のビタミン類は体内で使われなかったものが汗や尿などから排出されるので、毎日摂取する必要があるといわれています。
よくビタミンCなどを摂ると尿がとても黄色っぽくなりますよねー

 

■ ダイエットに必要なビタミンは?

ダイエットに必要とされるのは「ビタミンB群」です。
ビタミンB群は上記で説明をした水溶性のビタミンになりますので、毎日バランス良く摂ることが良いですね。
水溶性のビタミンは排出されやすい分欠乏する心配がありますが、過剰となる心配は少ないので積極的に摂取することをおすすめします。

【水溶性ビタミン一覧】

ビタミン名主な働き成人推奨量
(女性)
成人推奨量
(男性)
含まれる食品
ビタミンB1炭水化物の代謝を助ける1.1mg1.4mg玄米、豆類、豚肉、ごま、のり、うなぎ、緑黄色野菜
ビタミンB2三大栄養素の代謝を促進1.2mg1.6mgレバー、納豆、卵、チーズ、牛乳、うなぎ、緑黄色野菜
ビタミンB6たんぱく質の分解・合成1.2mg1.4mg肉、魚、落花生、豆類、卵
ビタミンB12貧血を予防2.4μg2.4μgレバー、チーズ、貝類、卵、牛乳
ビタミンCコラーゲンの合成を促進100mg100mg果物、じゃがいも、緑黄色野菜
葉酸赤血球・DNAの合成240μg240μg牛乳、卵、レバー、緑黄色野菜
ナイアシン糖質・脂質の代謝を助ける11mgNE15mgNE魚、豆類、しいたけ、のり
ビオチン糖の代謝を助ける50μg50μgレバー、ナッツ類、いわし、牛乳、大豆類
パントテン酸エネルギーの代謝を助ける4mg5mgレバー、魚、納豆、卵、ナッツ類

※成人推奨量は1日あたりの目安です。

ビタミンB群以外の水溶性ビタミンにもダイエットにはかかせない働きが沢山ありますので、含まれているとされる食品を目安に食べられると良いと思います。
(それぞれの食品に含まれているビタミン量を気にする事なく食べることをおすすめします。)

 

■ まとめ

ダイエットにおすすめのビタミンは「ビタミンB群」です。
このビタミンB群はバランスよく摂ることでお互いに助け合い効果を発揮しますので、どれか一つを多くとってしまうと、ほかが不足となってしまいます。

水溶性ビタミンは一度にたくさんの量を摂取してもそのまま汗や尿などから体外へ排出されてしまいますので、三度の食事からバランスよく摂ることをおすすめします。
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食事から摂ることが面倒な方はサプリメントなどを使うことで、バランス良く摂取する事ができるようになりますので、上手に活用して下さいねー